サッカー日本代表チーム強化やサッカー文化の創造に貢献したいとの想いのもと、2008年7月から募集方自動販売機「サッカー日本代表・応援自動販売機」を全国で展開し、その売上金の一部を財団法人日本サッカー協会に寄付しています。

 湯河原町商工会(杉山文男会長)の1階に10月8日、AEDを内蔵した自動販売機が登場した。緊急時に自販機下部のフタを開けるとブザーとともに電源が入り、音声ガイダンスに従うだけで操作できる仕組みだ。同会が「不特定多数の人が利用する準公共的な施設でAEDが必要」と導入したもので、会館が湯河原駅ロータリーや長い階段の隣という事もあり注目されている。

企業の社会貢献として

 商工会と設置契約を結んだ相模ベンディング(株)(大井町)によるとAED付き販売機は町内初だという。同社ではこれまでに災害時に役立つ電光掲示板付き販売機や自家発電可能な自販機などを扱っており、AED設置時のスペース不足やコストに着目、企業の「社会貢献」としてAEDつき販売機を提案している。

 厚生労働省によると、心臓疾患の年間死者は約16万人(平成15年)で、年間2〜3万人が病院外で心停止しているという。